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【学生時代】インドネシア短期留学(真面目お勉強編)

 

 

学生時代(6年前)・・・といっても、なんとなく行った大学院での話だが、そこで私が所属していた専攻では、2週間以上の海外留学が必須教科でした。目的は、海外で活躍する技術者の育成。「ぐろーばりぜーしょん」とかいうやつであーる٩( 'ω' )و そんなこともあり、授業は、半分以上は英語(教室に日本人しかいなくても・・・)、日本語のレポートは2年間で結局1枚も書かず、全て英語での提出。プレゼンも英語でさせられておりました。社会人になりたくなかったから行った大学院だったが、こっちの方が辛いんじゃね?って思うぐらい、私はこの悪しき文化に苦しめられていました。

 

そんな中、必修科目の留学、と行っても私は滞在期間1ヶ月だったので、ちょっと長めの旅行でしたが、所属していた研究室のネットワークを利用し、インドネシアへ行きました。今回はそこでまとめたレポートを振り返ってみた。

 

 

海外旅行は割と行っていた方なので、特にビビりもせず、ワクワクしながら行ってきました。

LCCを利用し、格安でインドネシア入り!

現地ではあらかじめ連絡していた、学生の方が迎えにきてくれてました!

ちなみに、街はこんな感じ。危ないよ・・・

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拠点としていた街は、バンドン。そこのバンドン工科大学にお勉強させてもらいに行きました。と行っても、そこで学生と一緒に実験したり、何かしたりというのは全くなく、YOU勝手に何かやっちゃいなよ・・・と言った感じで放置プレイでした。そもそもこの留学プログラム自体が、初年度で探り探りなんだよ!!!って思いつつ、ただ、何も考えてこなかった僕も僕なのですが、とりあえず、インドネシアならではのことを勉強しようと思いました。

 

ちなみに、私の専攻は建築なのですが、途上国にあって、先進国にあまりないものといえば、組積造の建物。いわゆるレンガのお家です。このレンガ造についてのお勉強することにしました。

 

途上国ではコスト的に?(←知らんけど)非常に普及しております。しかし一方で、スマトラ沖地震でも多くの被害が出ており、組積造の耐震性能は低く、ちょっと危険な建物なのかなと・・・

 

とりあえず最終的にレポートにまとめて日本に帰ったら発表せないかんし・・・作戦を立てました。

 

その1:バンドン工科大学を拠点に組積造の力学的性状を理解するのであーる。つまり組積造がどう壊れていくのかを知ろう!幸い大学なので、書籍は大量にあり、参考書には困りませんでした。(←英語 or インドネシア語だけど( ;∀;)

 

その2:建設中の現場見学をとりあえずすればなんか分かるっしょ!であーる!大抵現場見とけばなんかネタ出てきます。そう確信してました。

 

その3:インドネシア内のいろんな地区へ行き、現場見学をするのでアール。・・・その2とかぶってます。ネタ切れです。とりあえず、大抵地域差出ますから。そう確信してました。・・・本当は旅行目的・・・

 

その4:スマトラにいってみるのであーる。地震被害にあった場所行って何かを掴む・・・何を掴む?

 

作戦はこんな感じや\\\\٩( 'ω' )و ////

 

てな訳で、早速「その1」実行しました。30日間留学期間ありましたが、3日ぐらいかけて、やっと組積造に関する1冊の本を読み終わりました。フワッとですが、地震がきた時に、組積造の建物がどのように壊れていくのか、スズメの涙ほどわかりました。

 

スズメの涙ほどの知識で、レポートを発表しなければならないので、作戦その2、ひたすら建設現場訪問しまくりました。

 

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インドネシアは結構ゆるゆるで、現場にアポなしで行き、「み〜せ〜て〜」って言ったらだいたいオーライでした。とりあえずバンドン市内の現場を訪問しまくりましたが、日本と比べた時、やはりずさんな管理だなと学生ながらに感じました。

 

そんなこんなで、とりあえず感じただけで、これが収穫なのかわからぬまま、次の作戦その3!てな訳で、ジャカルタ・バリ島(←完全に旅行)にも行ってみました。

ジャカルタは首都なだけあって、やはりバンドンよりは若干管理してるかんあるなと思いました。アポなしで行っても、危ないからダーメーって言われることもあったので。バリ島では、完全に遊んでしまい、収穫なしです٩( ᐛ )و

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ここまでで、これレポートかけるかな。と焦りを若干感じてはいましたが、まあなんとかなるっしょ!と思い、作戦その4!スマトラ島に行きました。

 

スマトラ島のパダンという街に行ってきましたが、ここはスマトラ沖地震で、結構被害にあった街でした。地震後2年以上経っていましたが、まだ壊れた建物が残っており、(←地震で壊れたものなのかは実際よくわかりませんでしたが・・・)それら、壊れた建物を何棟かみることができました。

 

 

ここで、壊れた建物をみていると、危険な壊れ方(←建物の壊れ方にも色々種類があるねん!( ᐛ ))をしている箇所が散見されました。

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なんとなく、ちょっと収穫があったようなきがしながらも、スマトラでも建設現場の見学を繰り返しました。

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すると、なんとなく点と点が繋がってきました。スティーブ・ジョブズのどっかのスピーチで言っていたことはほんとなんだなと思いながら・・・以下のようにまとめました。

 

発展途上国で普及している、レンガ造などの組積造は非常に耐震性能が低く(地震に弱い)大地震で大きな被害を受けた。

                  ↓

しかし、コスト面での兼ね合いもあり、貧富の差が激しい発展途上国では組積造を選択せざるを得ないのが現状。

                  ↓

実際に壊れた建物を見学し、非常に危険な破壊をしている箇所が多く散見された。

その点について、原因を考察。

                  ↓

組積造は、レンガとレンガの間に、モルタルを詰め、積み上げていく工法だが、モルタル自体、品質管理の影響をかなり受けやすい。調合方法や施工方法でいくらでもウィークポイントができてしまう材料である。

                  ↓

インドネシア内の多くの建設現場を見学したが、日本と比べると管理については、お世辞にも高いとは言えない状況であった。

                  ↓

また、地域差も感じられ、田舎であるスマトラでは、「ビーチサンダルアンドノーへルメット」という防御力0スタイルで工事をしているぐらい、ずさんな管理であり、品質管理も全く行き届いてないと感じた。

                  ↓

結論。組積造自体、そもそも耐震性能が高くない建物であるが、現場の管理的要因で、さらに耐震性能を落としてしまっており、負のスパイラルを起こしてしまっている。技術支援などを通して、管理能力を向上させたあげれば、施工不良などによる建物の耐震性能の減少を抑えることができ、設計段階で期待している耐震性能を発揮できる!誰か教えに行ったってーーーーー!!! 

                  ↓

                 以上

 

・・・こんなレポートに仕上げた記憶が蘇ってきました。学生のレポートって感じですね。内容が正解かはわかりませんが、色々やってりゃレポートも形になるなと。

 

ちなみに発表はというと・・・撃沈しました( ゚д゚)今となってはブログでかけるぐらいサクッとまとめてますが、アホ真面目だった私は、壮大なレポートを書かなくてはいけないと勝手に思い込んでしまう悪い癖があり、これじゃダメだこれじゃダメだと・・・結局前日徹夜でクオリティーの低いものをまとめ上げ、とりあえず単位とった感じでしたとさ( ;∀;)

 

今回は、インドネシア短期留学の(真面目お勉強編)でしたが、(がっつり旅行編)なども書いちゃおうと思います!

 

では! 

 

 

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